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【サッカー】原口 先制アシスト&2点目の起点2012年3月15日 紙面から ◇ロンドン五輪アジア最終予選 日本2−0バーレーンロンドン五輪出場を告げるホイッスルが鳴ると原口は拳を握り締め、何度もガッツポーズをつくった。先制点のアシスト、そして2点目の起点にもなった。何より献身的にピッチを駆け回った。 「関さん(監督)からハーフタイムに『ニアを狙っていけ』と言われてたんで、その通りになった。ニアで受けた時にコースを消されてたから、マイナスがあるかなと思ってた。ひと仕事できて良かった」と笑顔を見せた。後半10分、比嘉からのスルーパスを受けた瞬間に、原口はここまで読んでいた。 そして、同14分には東の縦へのランを見逃さなず、絶妙なスルーパスを繰り出して、清武のゴールを呼び込んだ。「相手のDFも良かったし、やりづらかった。でも、繰り返し、繰り返し続けていこうと言い合っていた。自分でも決めたかったけど、それでも2点入って良かった」 攻撃の切り札として期待されながら、なかなか力を発揮できなかった。痛恨だったのは自らの不祥事でアウェーのシリア戦に帯同すらできなかったことだ。シリア戦の敗戦でピンチに陥ったチームを原口は外から見ているしかなかった。それだけに再び招集されたマレーシア戦で、最終予選初ゴールを決めたときには「チームにとって大切な試合で勝てて良かった」とホッとした表情を浮かべていた。 「苦しい戦いをして気持ちの部分で成長できたと思う。でも、本大会に選ばれなきゃしょうがないのでこれからチームに帰って頑張りたい」。原口の目はすでにロンドンに向いていた。 (荒川敬則) PR情報
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