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TAJIRIがSMASH終結宣言 2年間の歴史に幕

スポーツナビ 3月14日(水)23時28分配信

TAJIRIがSMASH終結宣言 2年間の歴史に幕
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SMASHファイナル興行で完全終結宣言したTAJIRI【t.SAKUMA/佐藤崇】
 TAJIRIがプロデュースするSMASHが14日の「SMASH.FINAL」東京・後楽園ホール大会をもってフィナーレ。満員となる1300人が見守る中、10年3月に東京・新宿FACEで旗揚げして以来、約2年の歴史に終止符を打った。

「SMASH第一章のファイナル」となるメーンイベントでは、TAJIRIがAKIRAと組み、スターバック&大原はじめのFCFコンビと対戦。2年間の歴史の集大成ともいうべき25分を超える闘いの末、AKIRAがムササビプレスで大原をフォールした。
 全試合終了後、TAJIRIはSMASHの象徴である2本のベルトをケースに入れ、永久に封印。「方向性のズレ」によりTAJIRIと袂を分かった酒井正和代表も「第二章は行わない」と宣言したことにより、SMASHというブランドは終焉を迎えることになった。

 SMASH最終興行を終えたTAJIRIは、「いつもと何も変わらない。死ぬまで途中経過」とサバサバした表情を見せ、「理想の団体を作りたい」というAKIRAら選手たちと共に新たなスタートへ。一方、酒井代表も「コンテンツとしてプロレスに関わるものを提供したい」と別ブランドを立ち上げる意向を示し、両者とも、プランなどが固まり次第、改めて発表の機会を設けたいと話した。

 セミファイナルでは、昨年、新日本プロレスに円満移籍したKUSHIDAが約1年ぶりに凱旋し、SMASH生え抜きの児玉ユースケと対戦。児玉のノータッチトペやハイキックにもひるむことなく、必殺技のミッドナイトエクスプレスで完勝を飾ると、「カナダから帰国後、SMASHに入団した時の夢であった、世界を股にかけて活躍する選手になりたいという夢は変わっていないことを再確認できた。今は、プロレス界のチャンピオンである新日本プロレスのチャンピオンになりたい」と、悲願であるIWGPジュニアヘビー級王座獲りへ向け、志を新たにした。

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最終更新:3月14日(水)23時28分

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