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	福島のニュース
川内村にサテライト 福島大、住民の帰還支援 4月から本格的な帰還を目指す福島県川内村の復興を支援するため、福島大は14日、川内村にサテライトオフィスを開設すると発表した。教員を配置し、福島第1原発事故による放射能汚染の様子を示すマップの作成や住民の帰還支援などに当たる。福島大のサテライトオフィスは、先月発足した南相馬市に続き2カ所目。うつくしまふくしま未来支援センター(センター長・山川充夫経済経営学類教授)が開設する。時期は村と協議して今後決める。
 オフィスは川内村コミュニティーセンターの中に設けられ、環境共生学や観光経済学を専攻している福島大の教員3人が現地で活動する。
 川内村を含む双葉郡8町村の町村会(会長・井戸川克隆双葉町長)と福島大はことし1月、復興支援のための連携協定を結んでいた。
 山川センター長は「『帰村宣言』をして(4月に村役場などを戻す)川内村は生活環境の復旧が急務になっている。住民の声を聞きながら、要望に応えていきたい」と話した。
 2012年03月15日木曜日 |  |