ＢＭＷのように　より速く！　藤原新　スピードアップ計画

　ロンドン五輪マラソン代表の藤原新（３０）＝東京陸協＝が１４日、五輪本番へさらなるスピードアッププランを明かした。涼しいロンドンでは、高速レースが予想される。「より速く、より長く、その負荷に体を順応させる。今は２０キロを５９分で走っているが、それを５８分３０秒の状態にすれば世界と戦える」。４月から、ロンドンに似た気候の米西海岸にわたってトレーニングする。

　藤原は、米西海岸でトレーニングし、ハーフマラソンにも出て、スピードを磨き、実戦感覚も養うつもりだ。この日は、東京都内で、東京マラソン副賞のＢＭＷ贈呈式が行われ、運転席に座って笑顔を見せた。「運転は割とうまいので安全運転をする」と藤原。車は安全運転、マラソンはハイスピードで駆け抜ける。　（川村庸介）