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メガソーラー、12月完成へ JX仙台製油所| |  |  | 現在は資材置き場のメガソーラー建設予定地 | 
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  JX日鉱日石エネルギー(東京)は14日、仙台製油所(仙台市宮城野区)への設置を検討していた大規模太陽光発電設備(メガソーラー)について、ことし8月に着工し、12月の完成を目指す方針を明らかにした。東日本大震災で被災した仙台製油所の生産機能は、今月9日に震災前水準まで回復。メガソーラー新設を含め全ての復旧工事を年内に終える。
 メガソーラーは出力1000キロワット程度を想定。津波と火災に見舞われた旧出荷設備跡地に設置する計画で、停電時でも施設内に給電できる体制を整える。
 このほか仙台臨海鉄道に接続する敷地内の鉄道設備の復旧に今後着手し、9月に鉄道輸送を再開する。
 14日は報道関係者に復旧状況が公開された。敷地内には震災時に一部炎上したタンクが残るが、流入したがれきは全て撤去された。山口亮所長は「当初2、3年と見込んだ復旧期間を短縮できた。単なる復旧ではなく(設備のレイアウト変更などにより)震災に強い施設を目指した」と説明した。
 2012年03月15日木曜日 |  |