事件相次ぐ地震に住民不安隠せず「いつまで続くのか」+(3/3ページ)(2012.3.15 07:06

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相次ぐ地震に住民不安隠せず「いつまで続くのか」

2012.3.15 07:06 (3/3ページ)

 市内では、道路閉鎖や住民の避難誘導のため、消防団員らが消防車や地区本部で待機。テレビのニュースに聞き入った。浸水地域に居住していた多くの住民は高台の仮設住宅に避難しているものの、同市街地は地盤沈下に加えて防波堤や防潮堤の本格復旧が進んでおらず、ほとんど水面と変わらない高さの土地もある。消防団員の千田孝司さん(46)は「どんな小さい津波でも、何が起こるかわからない」と不安を口にした。

 同市の米崎小仮設住宅から近くの地区本部に避難した田中舘艶子さん(77)は「1年たっても落ち着かない。いつまで続くかと思うと大変」と苦笑い。

 市職員の高橋一成さん(44)も「防潮堤などができるまで数年の間は、気が緩められない状況が続く。住民の方には警戒心を忘れないようにしてほしい」と話していた。

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