JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた」の「グランフロント大阪」で14日、三菱地所など事業主12社がビル3棟の上棟式を開いた。研究開発拠点やオフィス、商業施設、ホテルなどが複合する「うめきた」の先行開発区域(7ヘクタール)。大阪の新たな玄関口として13年春オープンする。
総事業費約6000億円で、高層ビル4棟のうち分譲マンションを除く3棟の鉄骨を組み上げた。商業施設とオフィスが入るビル(高さ約180メートル)で開いた上棟式で、事業主ら関係者約80人が開発の進展を祝った。
ビル2棟にまたがって入居する先端技術研究開発拠点「ナレッジキャピタル」(知的創造拠点)や英高級ホテル「インターコンチネンタル」などもあり、関西の都市再生のけん引役として期待されている。【植田憲尚】
毎日新聞 2012年3月14日 11時29分(最終更新 3月14日 11時36分)