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ライフ
甲府病院が説明会 放射性物質の過剰投与
2011.10.1 19:34
[健康]
甲府市立甲府病院が日本核医学会の推奨基準を超える量の放射性物質テクネチウムを子どもへの検査で投与していた問題で、子どもの家族らを集めた初の合同説明会が1日、甲府市内で開かれた。これまでは病院側が個別に経緯や健康への影響を説明していた。
約150人が参加した説明会では、小沢克良院長が「患者やご家族に不安を与えたことを心からおわびします」と謝罪した。病院側は放射線部の男性技師長補佐(54)が成人の基準(185メガベクレル)を超える600~1000メガベクレルの投与量を他の技師に指導していたと説明。投与量を増やしたことで鮮明な画像が撮影でき、通常で30~40分かかる検査が10分程度短縮されたことも明らかにした。
甲府病院は平成11年から今年にかけ、基準の2~40倍の放射性物質を、腎臓検査を受けた15歳以下の84人に投与した。
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