谷代果樹園
2011年08月26日 番組情報 | URL今日は、昨日のぶどうに続き、梨の話題です。
郡山市の谷代果樹園の谷代栄一さんに取材をしてきたのですが、谷代さんはJA郡山市果樹部会会長でもあり、これまでの梨の棚を使ってのブドウ栽培を地域に広げ、農家の経営改善に貢献したとして、農林水産大臣賞に選ばれたり、また梨の海外輸出と現地での販売宣伝会など様々な取り組みで、梨・ブドウの栽培に情熱を注いでいます。
そして、郡山市では今日午前8時に熱海町安子ヶ島の梨、共同選果直売所で開所式が行われ、本日より郡山市の梨が市場に出回りました。
早速これからの梨について話を伺っております。
・これからの梨の品種 幸水→豊水→あきづき→涼豊(りょうほう)→20世紀
・あきづきは国の研究機関で栽培された梨で、豊水の次に出る品種
・酸味とシャリ感といい今までにない味でホントに美味しい梨
私はホントに梨が大好きなんですが、「あかづき」や「涼豊」は初めて聞く品種なので、食べれるのが楽しみなんですが、涼豊は福島県のオリジナル品種で、大玉で美味しい。ただ今年はちょっと実が割れる現象がみられるともおっしゃっていました。
そして谷代さんは梨の海外輸出にも力を注いでいまして、2年前から香港や上海に輸出販売を行っているということで、今年の状況を伺いました。
・今まで香港、上海に輸出して大好評だった
・今年は風評被害の影響か、今のところ注文はない
・生産者が丹精込めて作っている梨です。モニタリングもND、美味しい梨を提供できます。
・今年は未曽有の大震災、立ち止まらず前に進み、乗り越えて消費者のために頑張る姿をみせられたら
・風評被害の影響か今のところ海外輸出の話がまだ来ないということですが、
今年で3年目という時ですので、多くの注文が来ることを願いたいです。
谷代さんは梨・ブドウ栽培に誇りを持って挑戦し続けます。