NHK山口県のニュース　山口放送局

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飲酒運転で教諭２人を懲戒処分

ことし、県内の公立学校の教諭２人が飲酒運転で相次いで検挙され、県教育委員会は１４日付けで１人を懲戒免職に、もう１人を停職２か月の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは山陽小野田市立厚陽小学校の山岸竜教諭（４６）と県立岩国高校の５３歳の男性教諭です。
このうち、山岸教諭は、ことし１月、山陽小野田市の自宅でウイスキーのお湯割りを２杯飲んだあと、近くのコンビニエンスストアまで乗用車を運転し酒気帯び運転などの疑いで検挙されました。
県教育委員会は酒気帯び状態だと認識していたのに車を運転したのは悪質だとして山岸教諭を１４日付けで懲戒免職の処分にしました。一方、岩国高校の５３歳の男性教諭はことし２月、周南市の自宅で缶ビールと日本酒を飲んだ翌日の朝に乗用車を運転し酒気帯び運転の疑いで検挙されたということで、停職２か月の懲戒処分を受けました。
県内の公立学校の教諭が飲酒運転で懲戒処分を受けるのは今年度６人となり、飲酒運転に対する処分が厳しくなった平成１８年度以降、もっとも多くなっています。
県教育委員会は小西哲也審議監は。「これまでの取り組みで飲酒運転を防げなかったのは非常に残念だ。今後は信頼回復に全力で取り組みたい」と謝罪しました。
県教育委員会は、飲酒運転をはじめ、教職員の不祥事を防止するため、学校ごとに新たに委員会を立ち上げ、外部の意見を教職員の研修内容に反映させることにしています。

03月14日　19時08分

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