03/14 08:38 更新
全線開業から1年を迎えた九州新幹線で13日、架線トラブルが基で全線が6時間に渡ってストップしました。JR九州によりますと、13日午後4時ごろ、福岡県筑後市の九州新幹線筑後船小屋駅近くを走っていた下りの「さくら」が、架線にビニールがかかっているのを発見し、停止しました。その後、車両は乗客およそ280人を乗せたまま自力で動けなくなり、後続列車が連結する形で筑後船小屋駅まで移動しました。結局、客を後続列車に移して動き出したのは、8時間が経過した14日午前0時すぎで、熊本を経由して終点の鹿児島中央まで走りました。JR九州は、再開が遅れた理由を車両のバッテリーが上がって自力走行できなくなったためと説明しています。九州新幹線全線の運転が6時間ストップしたのは、開業以来初めてです。