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北海道と東北 一時津波注意報

3月14日 20時0分

北海道と東北 一時津波注意報
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14日夕方、三陸沖で起きた地震で気象庁は北海道と青森県、それに岩手県の沿岸に一時、津波注意報を出しました。
北海道と青森県の沿岸で最大20センチの津波が観測されましたが、注意報はおよそ1時間半後にすべて解除されました。

14日午後6時9分ごろ、三陸沖でマグニチュード6.8の地震があり、気象庁は北海道と青森県、それに岩手県の太平洋沿岸に津波注意報を出しました。
その後北海道えりも町や青森県の八戸港でそれぞれ20センチの津波を観測するなど北海道と青森県の太平洋沿岸で数センチから20センチの津波を観測しました。
気象庁は津波が次第に収まってきたことから、午後7時40分に津波注意報をすべて解除しました。
この地震で、北海道釧路町や青森県八戸市、南部町、それに岩手県普代村で震度4の揺れを観測したほか、北海道と東北、関東甲信越、それに静岡県の各地で震度3から1の揺れを観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は三陸沖で震源の深さは10キロと推定されています。
気象庁は、北海道と東北の太平洋沿岸では、14日夜遅くにかけて潮位の変化が続くおそれがあるとして海岸での作業などの際は注意するよう呼びかけています。