岩手大学で学ぶ中国やロシアなどからの留学生が、岩手県釜石市の保育園を訪れ、母国の民族舞踊を披露して園児たちと交流しました。
これは被災地の子どもたちを元気づけたいと、盛岡市のNPO法人が企画したものです。
14日は岩手大学で学ぶ中国、ロシアそれにモンゴルからの留学生3人が、釜石市で津波で被災し、別の幼稚園に移っている釜石保育園を訪れました。
留学生たちは、まず、靴下で作られた手作りのぬいぐるみやお菓子などを園児たちにプレゼントしました。
そのあと中国の新疆ウイグル自治区出身のラビヤ・ママットさんが、赤を基調にした色鮮やかな民族衣装に身を包み、お祝いのときの踊りを披露しました。
釜石保育園の園児は「くるくる回るところがきれいでとても楽しかった」と話していました。
ロシアからの留学生は「子どもたちの笑顔がとてもよかった。これからも笑顔を絶やさないようにしてほしい」と話していました。
催しを企画した盛岡市のNPO法人では、これからも被災地の保育園などを留学生が訪れる取り組みを続けていくことにしています。
|
[関連リンク] |
|