「デートDV」調査…言葉も意味も知らず55%
読売新聞 3月14日(水)11時57分配信
山形県が昨秋、県内の若者を対象に初めて実施した交際相手間の暴力「デートDV」の実態調査で、約2割が何らかの暴力を受けていたことがわかった。
一方で、「デートDV」という言葉の意味を知っていたのは3割強にとどまっており、県では、若年層を啓発するため新年度から、高校生向けに出前講座を行う予定。
調査は昨年9月、20〜21歳の男女3000人を対象に郵送で実施。男性215人、女性260人、不明1人の計476人(15・9%)から有効回答を得た。
このうち、「暴力を受けたことがある」と回答したのは96人(20・1%)。男性35人、女性61人だった。96人に、暴力を初めて受けた時期を尋ねると、中学が9・4%、高校が32・3%、大学が28・1%だった。
暴力の種別に見ると、女性の回答者260人のうち8・8%が「殴られたり、蹴られたり、物を投げつけられたりした」、11・9%が「大声でどなられたり、傷つく言葉を言われたりした」と答えた。
「デートDV」の認知度は55・0%が、「言葉も意味も知らなかった」と回答。意味を知っているとしたのは34・0%だった。学校の授業で「デートDV」の話を聞いたことがあると答えた人は23・3%にとどまり、「DV」の相談窓口を、66・2%が「知らない」と答えた。
調査結果を受け、県男女共同参画課は、「若年からデートDVについて伝え、具体的な相談方法を知らせていく必要がある」として、新年度から県内の高校に出前講座を行うという。
一方で、「デートDV」という言葉の意味を知っていたのは3割強にとどまっており、県では、若年層を啓発するため新年度から、高校生向けに出前講座を行う予定。
調査は昨年9月、20〜21歳の男女3000人を対象に郵送で実施。男性215人、女性260人、不明1人の計476人(15・9%)から有効回答を得た。
このうち、「暴力を受けたことがある」と回答したのは96人(20・1%)。男性35人、女性61人だった。96人に、暴力を初めて受けた時期を尋ねると、中学が9・4%、高校が32・3%、大学が28・1%だった。
暴力の種別に見ると、女性の回答者260人のうち8・8%が「殴られたり、蹴られたり、物を投げつけられたりした」、11・9%が「大声でどなられたり、傷つく言葉を言われたりした」と答えた。
「デートDV」の認知度は55・0%が、「言葉も意味も知らなかった」と回答。意味を知っているとしたのは34・0%だった。学校の授業で「デートDV」の話を聞いたことがあると答えた人は23・3%にとどまり、「DV」の相談窓口を、66・2%が「知らない」と答えた。
調査結果を受け、県男女共同参画課は、「若年からデートDVについて伝え、具体的な相談方法を知らせていく必要がある」として、新年度から県内の高校に出前講座を行うという。
最終更新:3月14日(水)13時32分
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