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中国人犯罪集団、女性のPC踏み台にカネ盗む

読売新聞 3月14日(水)11時57分配信

 ネットバンキング口座が不正侵入され、現金が盗まれる事件があり、事件と無関係の大分県の女性のパソコンで外部から不正に操作された疑いがあることが、わかった。

 神奈川県警は、背後に中国人のサイバー犯罪グループがおり、女性のパソコンを踏み台として使ったとみて調べている。

 捜査関係者によると、横浜市の男性会社員の口座から、大分県の女性のパソコンで他人の口座に送金されていた。女性は送金に心当たりがないと説明し、解析の結果、60種類以上のウイルスが検出された。送金のあった時間帯は、女性がパソコンでインターネットに接続中だった。男性会社員のパソコンからはウイルスは検出されなかったが、県警は、外部者が何らかの手段で男性のネットバンキングのIDとパスワードを盗み取り、女性のパソコンに不正侵入して送金手続きしたとみている。

 送金先は中国人名義の3口座で、各50万円が振り込まれていた。県警はこれらの口座から計150万円を引き出したとして、中国籍で住所不定、会社員鄭鋒被告(24)(起訴済み)を窃盗容疑で逮捕した。また、3口座のキャッシュカードを鄭被告に渡したとして、中国籍で横浜市神奈川区子安通、専門学校生王承緯容疑者(20)も13日、犯罪収益移転防止法違反(譲り渡し)容疑で逮捕した。

最終更新:3月14日(水)11時57分

読売新聞

 

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