兵庫県西宮市は14日までに、福祉部で生活保護を担当する男性職員2人が昨年1~7月、受給者の男性(33)から困窮を訴えられ、ポケットマネーから7回にわたり計7万8千円を渡していたと発表した。男性は身体と精神に障害があることから2008年3月から生活保護を受給している。
市によると、男性は窓口を訪れ「このままでは何も食べられない」などと訴えた。職員が自宅を訪問した際には、カッターナイフを自分の首に当てて「明日は生きていないかもしれない」と自殺をほのめかした。
昨年10月、男性から「生活に困った時は生活保護の担当職員に相談すればお金をもらえる」と聞いた知人が市にメールを送り発覚。市は同11月、現金を渡した男性係長(37)と男性主査(56)に口頭で注意した。
男性は毎月約14万円の生活保護費を受給。昨年8月までに計2万2千円を2人に返済し、残りの5万6千円は今年4月から毎月5千円ずつ分割で返済すると話している。
市福祉部厚生第2課の長田正彦課長は「今回のようなことがあると、ほかの職員も現金を要求される可能性がある。再発防止に取り組みたい」としている。市は男性の告訴は検討していない。〔共同〕
生活保護
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