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昨日に思う

 投稿者:管理人  投稿日:2012年 3月12日(月)18時23分52秒 softbank219205006025.bbtec.net
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  云うまでも無く、昨日の三月十一日は、あの悪夢とも云える東日本大震災から一周年の日であった。

小生は仕事中であったが、大震災の起きた午後二時四十六分、被災された方々と同じ日本国民の一人
として、心よりの黙とうを捧げた。又、政府主催の追悼式に於いて、遺族代表が言葉を述べられたが、
小生は、其れを聴いて思わず嗚咽してしまった。

愛する者を一瞬にして亡くす悲しみ、そして、愛しい肉親を一瞬にして失う、其の絶望感と恐怖。

今、応に津波にのまれ、自身の命が絶たれんとする時、心に刻んだ数々の思い出が、愛しい人の顔と
ともに、よぎった事であろう。そして、其の行く末を見届ける事なく絶命する、其の無念と悔しさは、
如何ばかりかであったろう。

小生は其れを思う時、本当に心が痛むのである。

「こんな残酷な事があってよいのか」と。

思うに、其のような事は、此の歴史上に於いて、何度も繰り返されて来た。

そして、其の繰り返される惨劇の真っ只中に、末法の御本仏・日蓮大聖人も居られたのである。

曰く、

『国土に起こる大地震・非時の大風・大飢饉・大疫病・大兵乱等の種々の災難の根源を知りて退治を
加ふべき勘文。(中略) 一切の人衆皆善心なく、唯繋縛(きばく)・殺害(せつがい)・瞋諍(しんじょう)
のみ有って、互ひに相讒諂(ざんてん)し枉(ま)げて辜(つみ)無きに及ばん。疫病流行し、彗星数出て、
両日並び現じ、博蝕恒無く、黒白の二虹不祥の相を表はし、星流れ地動き、井の内に声を発し、暴雨
悪風時節を知らず、常に飢饉に遭ひ苗実も成らず、多く地方の怨賊有って国内を侵掠し、人民諸の苦
悩を受けて土地所楽の処(ところ)有ること無けん。(中略) 此等の文を以て之を勘ふるに、法華経等
の諸大乗経国中に在りと雖(いえど)も、一切の四衆捨離の心を生じて聴聞し供養するの志を起こさず、
故に国中守護の善神・一切の聖人此の国を捨てて去り、守護の善神・聖人等無きが故に出来するの所
の災難なり。(中略) 問うて曰く、如何にして速やかに此の災難を留むべきや。答へて曰く、還って
謗法の者を退治すべし。若し爾(しか)らずんば無尽の祈請有りと雖も災難を留むべからざるなり』と。

仍って申さく『如(し)かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには』と。

本より、此れ以上の理(ことわり)は申すまい。

しかし、此の御金言の内容も、一致派の身延や、創価学会を含む新興宗教などでは、日蓮大聖人が、
信者の信心を倍増させる為の譬喩(ひゆ)で言われた事であり、実際、邪宗の題目や邪思邪想が起因と
なって、大地震や大津波が起こるものではない。寧(むし)ろ、そういう考え方は、非現実的であり、
非社会的であり、其の本からして信教の自由に対する挑戦である、などと口ずさんでいるという。

哀。

もはや、此の者らは、色心不二による依正不二の原理、延いては、此の宇宙法界のすべてが、其れら
依正の一念によって動いている、という事を理解できないのである。

ったく、何とも情けない日蓮門下よのぉ…。哀。

尚、此の度の大震災に於いては、同門他門を問わず、亡くなられた方も居るであろう。

又、一人も居ない、と云う事であれば、其れは誠に以って稀有に等しいものである。

因(ちな)みに、現在の創価学会では、会員全員が成仏したまま、冥界を経ずに来世に誕生するらしい
から、学会の友人葬に於ては、其れら故人に対して『御冥福を祈る』必要は無い、と云う事になる。
又、創価学会では冥界を三悪道と釈しておる様であるから、故人の冥福を祈る、とは、真(まこと)、
故人・遺族に対して無礼な言葉となる。

又、学会の友人葬に於ては、不成仏の者への追善などは、其の者が来世に誕生するまでは、まったく
効力が働かないらしいから、其れこそ、学会員が言う様に、葬式などは単なる『セレモニーーー』と
いう事になるのであろう。哀。

鼻笑。ならば葬式など止(や)めてしまえば宜しい。

して、どうしても葬式はやりたい、もちろん、坊さん抜きで、と言うのであれば、導師などは、其れ
こそ、誰でもよいのであろうから、(誰でもはよくない、という事になれば、其の時点で法拠が生じて、
単なる儀式ではなくなる)隣のねじり鉢巻きの八百屋の親父でも、腹巻をした色黒の大工の親父でも、
最近、高校を中退した、ヘビースモーカーの金髪兄ちゃんにでも、ちょっと頼むわと一々正装させず、
置物よろしく遺体の前に座られて導師でも何でもさせればよいのである。

形式を無視し、儀式を嘲笑し、絶対でなければ、厳守する必要などない、などと屁理屈を捏ね回す、
お前ら新興創価の連中などは、其れこそ、葬式も結婚式も、赤フン一丁でやればよいのである。

よいか。こういう事を言わせるお前らの、応に追善供養に対する無智と、其の化儀即化法の理を無視
した狂気こそが、先ずもって是正されるべき醜態なのである。

よいか! 此の度の大震災で亡くなられた方々に対し、お前ら創価学会員は決して『御冥福をお祈り
致します』などとは言えないのである! 其の理由は既に解かっておろう!

曰く『彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには』と。

小生は、此の度の大震災一周年を念記として、今よりも猶(なお)、現代の一凶たる外道創価を、文・
言共にして呵責するを、此に改めて誓うものである。
 
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