中井洽(ひろし)・衆院予算委員長の衆院第1議員会館(東京都千代田区)の事務所に12日、切断された手の小指とみられるものや脅迫状が入った箱が届いたことが、警視庁への取材でわかった。同庁が脅迫容疑で調べている。
麹町署によると、小指のようなものは瓶入りで、脅迫状やナイフ(刃渡り約8センチ)、DVD1枚とともに靴の空き箱に入っていた。脅迫状には血の手形が押され、「皇室を政争の具にした」「天誅(てんちゅう)が降りるものと覚悟せよ」などと書かれていた。差出人は右翼団体幹部を名乗っており、広島県内から発送されたとみられるという。