リン・ワシントン容疑者 |
乾燥大麻約1キロ(末端価格約600万円相当)を密輸したとして、大阪府警は13日、男子プロバスケットボール・bjリーグ「大阪エヴェッサ」の米国人選手リン・ワシントン容疑者(33)=大阪市港区=を大麻取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕し、発表した。「心当たりはない」と容疑を否認している。
薬物対策課によると、逮捕容疑は昨年11月23日、菓子箱に入れた大麻を米国から国際スピード郵便(EMS)で密輸した疑い。大阪税関が郵便物のX線検査で大麻を発見。府警が2月23日、EMSの受取人だった妻のダナ・ワシントン容疑者(32)を同容疑で逮捕し、リン容疑者の関与を調べていた。
リン容疑者は米国で医療用大麻の販売店の経営に関わっていたという。府警はEMSの利用履歴などから2人が繰り返し大麻を密輸し、国内で売りさばいていた疑いもあるとみている。