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地中30センチにまで浸透か 放射性物質、除染に影響も

(03/14 09:34)

 東京電力福島第1原発事故で放出され地面に降り積もった放射性物質について、事故から3カ月後の昨年6月にはほとんどが地表から5センチまでの浅い場所にとどまっていたが、1年後の現在では10〜30センチの深さまで浸透している可能性があるとの推定を、日本原子力研究開発機構のチームが14日までにまとめた。

 雨水がしみ込む際に一緒に運ばれるとみられる。同機構幌延深地層研究ユニット(幌延町)の佐藤治夫研究員は「除染活動が遅れるほど放射性物質は深く移動し、作業の負担を大きくする恐れがある」と警告している。

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