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エンタメ
愛媛を舞台に台湾ドラマ 野志市長「波及効果を期待」 松山で制作発表
2012.3.13 20:54
愛媛県と台湾を舞台とした青春ドラマ「アリスへの奇蹟(きせき)」が、台北市の「八大テレビ」によって制作されている。松山市の道後温泉本館前で行われた会見では、出演女優の楊貴媚さんや歌手の炎亜綸さんら台湾のトップスターがそろい、「台湾でも松山を知ってもらえるドラマにしたい」と熱い思いを語った。
このドラマは、松山市出身の女性園芸師と台北市のバイオリニストらをめぐる恋と青春の物語。主人公が幻のバイオリンを探して松山市を訪れるシーンが、ドラマの山場として盛り込まれるという。愛媛県内での撮影は、同市を中心に今治市の瀬戸内しまなみ海道や内子町、大洲市などで17日まで行われる。
1回90分の15回連続番組で、6月から10月まで放送。台湾のほか中国や香港、シンガポール、マレーシア、日本などでも放送が予定されているという。
会見は観光客ら約200人が見守る中、台北市と温泉を通じた交流を進めている松山市の野志克仁市長が「ドラマの波及効果に期待したい」とあいさつ。女優の楊さんら主な出演者6人と監督、プロデューサーらが登壇し「ドラマを見た人たちに松山へ来てほしい」などと抱負を述べた。
制作プロデューサーの梁漢輝さんは「昨年8月に初めてロケハン(撮影下見)で松山市を訪れた際、街や自然の美しさに感じ入り、ぜひここで撮影したいと思った」と話した。会見には現地のマスコミ10社も同行し、熱心に取材した。
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