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【ゴルフ】石川遼が米ツアー特別一時会員に 米自己最高の2位フィニッシュ2012年3月13日 紙面から ◇プエルトリコOP<最終日>▽11日、プエルトリコ・リオグランデ、トランプ国際GC(7508ヤード、パー72)▽晴れ、気温27度、強風▽賞金350万ドル、優勝63万ドル▽73選手 【リオグランデ(プエルトリコ)テッド・ムース】石川遼(20)=パナソニック=が米ツアー本格参戦へ大きく前進した。6バーディー、2ボギーの68で回り、通算14アンダー。初優勝には2打及ばなかったが、米ツアー自己最高の2位に食い込んだ。これで今季の獲得賞金額は58万ドルを超え、残りの米ツアーに無制限で出られる特別一時会員の資格をゲット。世界ランクも47位に浮上し、来季のシード権獲得へ大きな足掛かりをつかんだ。 充実感に包まれた。最終18番。20センチのバーディーパットを沈め、通算14アンダーとした遼に万雷の拍手が降りそそいだ。「まさかこんなに上位で粘れるとは」。この時点で首位タイ。最後は3連続バーディーを奪った最終組のマクニールに振り切られたが、「すがすがしい気持ち」と晴れやかな表情を浮かべた。 3・11への思いが後押しした。帽子に喪章を着け、ティーオフ前には1分間の黙とう。「あれが自分を落ち着かせてくれた」。冷静さを保ち、後半は15番で6メートルを沈めるなどバーディーラッシュ。「ドライバーの出来は予選落ち」と苦笑したが、4日間のパット数は平均26・5で1位。グリーン上がさえ、米ツアー自己最高位に食い込んだ。 これで今季の獲得賞金は計58万ドルを突破。昨季の賞金ランク150位相当(約41万ドル)を超え、残りの米ツアーに出られる特別一時会員の資格も手にした。昨季も夏に取得したが、今季は3月。シーズン序盤であることを考えれば、125位以内に与えられるシード権には大きな追い風だ。遼も「道は1つしかない」と米ツアーへの本格参戦に狙いを定める。 世界ランクも47位に急浮上。マスターズの自力出場圏内である50位内に突入した。マキロイ、ウッズら世界上位は不在だったが、米ツアーのつわものを相手に戦い抜いた4日間。「今度はすがすがしいではなく、ちくしょーと思えるように。しっかり練習したい」。2位の収穫を悔しさに変えられるよう、さらに上を目指す。 PR情報
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