東電提出のストレステスト報告書に多数の記載ミス 枝野経産相、東電の姿勢を批判
東京電力が提出した柏崎刈羽原発のストレステストの報告書に、多数の記載ミスが見つかった問題について、枝野経済産業相は、東京電力の姿勢を厳しく批判した。
枝野経産相は「これだけの数の誤りがあったことは、東京電力の作業の質、全体に問題があったと、疑念を抱かざるを得ません」と述べた。
東京電力が提出した柏崎刈羽原発1号機と7号機のストレステストの報告書をめぐっては、あわせて239カ所の記載ミスがあったことが、12日に判明した。
これを受け、枝野経産相は、東京電力の姿勢を批判したうえで、東京電力の総合特別事業計画を厳しく審査していく考えを、あらためて強調した。
これまでに、九州電力や東北電力などでも記載ミスが見つかっていたが、20カ所程度にとどまっていた。
(03/13 13:04)