福島第1原発事故による土壌汚染範囲、チェルノブイリ原発事故の8分の1程度
東京電力福島第1原発事故による放射性物質の土壌の汚染範囲が、チェルノブイリ原発事故の8分の1程度だったことがわかった。
1986年に起きた旧ソ連のチェルノブイリ原発事故では、原発から250km程度離れた地域の土壌から、1平方メートルあたり1,480キロベクレル(kBq)を超える高い放射性セシウムが検出された。
文部科学省によると、同じレベルの土壌汚染は、福島第1原発から最も離れた地域でも、32.5km程度で確認されていて、比較すると、汚染範囲はチェルノブイリ事故の8分の1程度になるという。
(03/13 14:09)