阪神・和田監督、V催眠…目を閉じ「絶対勝つよ」
デイリースポーツ 3月13日(火)9時5分配信
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目を閉じて高校時代のユニホーム姿を思い出し、活躍と優勝に思いをはせる(左から)金本、新井貴、城島ら=大阪市内のホテル(撮影・宮路博志) |
闘う男らしい、熱い熱いスピーチだった。激励会の冒頭あいさつに立った和田監督は、最後に選手にこう呼びかけた。「私は皆さんの力を信じています。今年の目標は一つ。みんな、絶対勝つよ!以上です」。会場が万雷の拍手に包まれた。
自分の思いをナインに、そして、タイガースにかかわるすべての人に伝えたかった。親会社の阪神電鉄本社主催の激励会。まずは関係者に感謝の意を伝え「電鉄の皆さんの期待に応えるべく、しっかり準備、調整をしてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いします」と話し、一礼した。
ここであいさつ終了と勘違いした人から拍手が起こるハプニング。これを指揮官は冷静に「もう少しお願いします」と制した。本当に伝えたいのはここからだ。
壇上から和田監督は選手に目を閉じるよう指示。そして、高校時代の母校のユニホームを思い出し、頭の中で、自分にそのユニホームを着せるよう求めた。そのとき指揮官の脳裏にも、高1夏の選手権出場を果たした千葉・我孫子高のユニホームを着た自分が思い描かれていたはずだ。
プロ野球選手なら、青春時代、甲子園出場を目標に、誰もが汗と泥にまみれて白球を追い続けた経験がある。そして今、タイガースナインはその聖地を本拠地にしているのだ。「甲子園で年間60〜70試合を戦っていきます。阪神タイガースのユニホームを着られることを誇りに思ってください」と呼びかけた。
そして聖地には、毎試合、4万人を超す虎党が詰めかける。「これだけ熱心に、熱く応援して熱心に、本当に熱く応援してくれる阪神タイガースファンを今年必ず喜ばせましょう」と訴えた。
そのために、やるべきことは一つだ。7年ぶりのリーグ優勝であり、27年ぶりの日本一を成し遂げることだ。2月1日のキャンプイン以降、一体感をテーマにチーム改革に着手。選手会長の関本、キャプテンの藤川、鳥谷を中心に、声の出る、活気にあふれたチームへと変貌しつつある。
そんな手応えを、確信へと変える作業は大詰めを迎えている。オープン戦も残り12試合。「みんな、絶対に勝つよ」。和田監督に二言はない。
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最終更新:3月13日(火)11時0分
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