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小沢元代表に禁錮3年を求刑

3月9日 15時10分

小沢元代表に禁錮3年を求刑
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民主党の小沢元代表の裁判で、検察官役を務める指定弁護士は「刑事責任から逃れるために不合理な主張を繰り返し、反省の情は全くない」と述べ、禁錮3年を求刑しました。
一方、小沢元代表側は、19日の最終弁論で改めて無罪を主張する方針です。

民主党の元代表の小沢一郎被告は、資金管理団体が土地を購入する際に提供した4億円を巡り、収支報告書にうその記載をしたとして強制的に起訴され、9日は、検察官役を務める指定弁護士が論告を行いました。
この中で、指定弁護士は「元代表に収支報告書の内容を報告したという池田光智元秘書の捜査段階の供述は信用でき、元代表が了承していたのは明らかだ」と主張しました。
そのうえで「刑事責任から逃れるために不合理な主張を繰り返し、反省の情は全くない」と述べ、小沢元代表に禁錮3年を求刑しました。
小沢元代表は論告の間、表情をほとんど変えませんでしたが、「元代表の主張は信用できず、つじつま合わせだ」と批判されると首を振る場面もありました。
裁判では、「小沢元代表に報告した」と供述した元秘書らの調書のほとんどが検察の取り調べに問題があったとして採用されなかったため、指定弁護士は、その中で唯一採用された池田元秘書の調書や、ほかの間接的な証拠を根拠に論告を行いました。
一方、小沢元代表側は、19日に最終弁論を行い、「元秘書から報告を受けて了承したことは一切ない」と改めて無罪を主張するほか、「検察審査会が判断の根拠にした検察の捜査や証拠には問題があった」として、議決は無効だと主張することにしています。
判決は4月下旬にも言い渡される見通しです。

小沢氏弁護団“不十分な主張だ”

裁判のあと、小沢元代表の弁護団が会見し、弘中惇一郎弁護士は、指定弁護士の論告について「なぜ犯罪に至ったのか、もう少し明確な主張があると思ったが、そこがはっきりしないため違和感があった。証拠を無視して、『あやしい』『考えられる』という不十分な主張ばかりで問題だ」と述べました。