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東電社員殺害、矛盾しないDNA型を検出
97年に「東京電力」の女性社員が殺害された事件で、検察側が独自に行ったDNA鑑定の結果、被害者の手から、服役中のネパール人受刑者のものと矛盾しないDNA型が検出されたことがわかった。
この事件では、被害者の体内に残された男性の体液などから、無期懲役で服役中のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者とは別の第三者のDNA型が検出されている。
その後、検察側が27点の物証について独自に鑑定を行った結果、被害者の右手の指や手のひらなどの付着物6点から、マイナリ受刑者のものと矛盾しないDNA型が検出されたという。検察側は鑑定人による正式な評価を待った上で、マイナリ受刑者の有罪を裏付ける証拠と言えるかどうか慎重に検討する方針。
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