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サッカー:カタール、太陽光利用の冷却装置設置へ

 

サッカーの22年ワールドカップ(W杯)が開催されるカタール。日本代表の優勝で幕を閉じたアジアカップはそのカタールで開催されたが、冬季開催だったこともあり試合は気温20度前後という快適な環境で行われた。だが、W杯は原則的に夏季開催。45度を超す酷暑への懸念は大きいが、対策としてカタールはスタジアムへの冷却装置導入を掲げ、現場の担当者はその成功に自信を示している。
 
 カタールの玄関口、ドーハ国際空港から南西へ車で10分余り。「ザ・ショー・ケース」と名付けられたドーム形の建物がある。昨年、各国がW杯招致を争う中、見本用にわずか3カ月で完成させたミニ競技場だ。開閉式の屋根、内部に約530席を備えた施設の最大の特徴は、太陽光発電を利用して室温を18度まで下げることができる点だ。建物と隣接し、電力源となる太陽光パネルなどが並ぶ。
 
 アジアカップで使用した5会場のうち、1会場は通常電力による冷房を備えていた。22年W杯に向けては太陽光発電を導入し、環境への配慮もアピールしていく考えだ。
 
 ミニ競技場の建設プロジェクト責任者で、英国人のアンソニー・スキナー氏(33)は「暑さが問題だと言われるが、そこは問題ない。本当に大会はできると思う」と言い切る。昨年9月に国際サッカー連盟(FIFA)の視察団が施設を訪れた際、屋外の気温は47度だったが、冷却装置を稼働させて内部は23度に保ったという。実際の競技場は大型で、冷却のための費用は莫大(ばくだい)な額が見込まれるが、スキナー氏は「予算? 知らない。カタールで予算は問題ないからね」と意に介すことなく、カタールの資金力の豊かさを表現した。
 
 ただ、試合会場や練習場など選手の活動範囲には冷却装置を導入できても、一般客が動くすべてのエリアまではカバーできない可能性も。スキナー氏は「ファンには過酷になるかもしれない」とも言うものの、「カタールは夏にW杯をやると決めて(開催地を)勝ち取った。だから、そのつもりで準備をするだけだ」と語った。
 


 

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