【福岡】県警初の津波想定訓練、能古島でヘリ救助も

03/12 14:34 更新

東日本大震災から1年。福岡県警は12日、震災の教訓を踏まえ初めて津波を想定した訓練を行いました。訓練は、玄界灘などで津波が発生した場合に大きな被害が想定される福岡市の能古島で行われました。津波を想定した訓練は福岡県警としては初めてです。防波堤に取り残された男性をヘリコプターで救助する訓練も行われました。そのほか、災害時に離島が孤立することを防ぐため情報収集の方法や救助体制が確認されました。能古島の人は「あの大きさの津波が来れば一瞬にして、もうどこに逃げたらいいかパニックになるでしょうね」「目の前は海だし四方は海だからね。不安はいっぱいですよ」と話していました。県警は、避難経路を確認するなど日頃から防災意識を高めてほしいと呼びかけています。