【福岡】櫛田神社でぎなん祭、大イチョウの長寿祈願

03/12 18:57 更新

博多の総鎮守・櫛田神社で12日、境内にあるイチョウの木の長寿を祈る神事が行われました。櫛田神社の境内にある大イチョウの木は、樹齢が千年を超えるとされ、“博多んもん”からは「お櫛田さんのぎなん」として親しまれるご神木です。午前11時からの「ぎなん祭」では、神官が長寿を祈るお払いをした後、氏子らが「ぎなん」の好物とされるオカラをほぐして、幹の周りにまきました。12日は強い寒の戻りで冷たい風が吹いていましたが、イチョウの枝には新芽が膨らみつつあります。今週半ばからは気温が上昇しそうで、境内が緑に包まれる本格的な春も、もうすぐです。