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森ビルの森稔会長が死去

3月12日 18時43分

「六本木ヒルズ」など東京を中心に不動産事業を展開する森ビルの森稔会長が、今月8日、心不全のため亡くなっていたことが分かりました。
77歳でした。

森氏は大学卒業後、父親の泰吉郎氏とともに昭和34年に森ビルを創業し、東京の都心部を中心に都市開発を手がけました。
都心の限られた土地を有効に利用するため、オフィスや商業施設など複数の機能を持たせた超高層ビルを建築する一方で、地上部には誰もが自由に利用できる空間を作り、緑化を進める手法で知られていました。
その代表例として、平成15年にオフィスビルや商業施設、マンションなどを併設した複合施設「六本木ヒルズ」を開業させました。
また、3年後には東京・渋谷区で商業施設とマンションの複合施設「表参道ヒルズ」もオープンさせ、いずれも大きな話題となりました。