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'12/3/12

芸陽バス、広電の子会社に


 広島電鉄(広島市中区)は9日、関連会社の芸陽バス(東広島市)を子会社化したと発表した。4月に引き継ぐ呉市交通局のバス事業と両社の路線を合わせ、広島都市圏東部と周辺のバスを一体的に運行する。

 芸陽バスの発行済み株式数のうち、広島バス(中区)が保有していた50・89%(議決権ベース)を取得した。取得額は非公表。広電の持ち株比率は、従来分と合わせ92・94%となった。

 芸陽バスは東広島市を中心に路線を持っている。呉市交通局のバス事業と合わせ、広電は「広域での一体的、効率的な事業で、利便性を向上させる」としている。

 芸陽バスは、広電出身者が約40年にわたり社長を務めてきた。子会社化で経営を迅速化する。広島バスは「今までも経営には実質的に参画していなかった。経営と株式を一本化した」としている。




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