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【国際】

原発反対「人間の鎖」世界つなぐ 

2012年3月12日 14時45分

11日、フランス南部モンテリマール郊外のクリュアス原発近くで、反原発を訴える「人間の鎖」に参加する市民ら=野村悦芳撮影

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 【ベルリン=弓削雅人】ドイツ北部のニーダーザクセン州のブラウンシュワイクなどで11日夜、市民らがたいまつを手に80キロ近い「人間の鎖」をつくり、脱原発などを訴えた。

 同州ザルツギッターにある放射性廃棄物処分場では、数千人がたいまつに火をつけて同処分場を取り囲み、一刻も早い原発停止を求めた。今回の反原発イベントには約2万4千人(主催者発表)が参加したとされる。

 ドイツは福島第1原発事故を受け、2022年末までに原発稼働を停止する予定だ。地元紙などによると、ザルツギッターの処分場は、鉱山跡地に建設され、低レベルの放射性廃棄物の最終貯蔵所になるという。周辺では4カ所の核関連施設で「人間の鎖」がつくられた。

(中日新聞)

 【パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス=共同】電力の約75%を原発に依存するフランスの南部でも、環境政党ヨーロッパエコロジー・緑の党や環境保護団体が脱原発を訴えて「人間の鎖」をつくるイベントを行い、主催者発表で約6万人(警察発表で約3万人)が集まった。

 「鎖」をつくったのは、原子炉十数基が集中する南部リヨンとアビニョンの間約230キロ。参加者は「原子力にノン」と気勢を上げた。

 米カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発付近では、脱原発を訴える周辺住民ら約200人の集会があり、宮城県の被災者らも参加。ニューヨークの脱原発集会には100人以上が加わり、市内をデモ行進した。サンオノフレ原発の集会では仙台市の主婦、菅沢享子さん(39)が「私たち母親は子どもが実験対象にされているようで、心配でたまらない」と涙ながらに訴えた。

 

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