「要は、勇気がないんでしょ?」メソッドとは4年前に流行った記事で用いられた、
自らの発言責任回避して好き勝手なことを言う手法で、最近で言うとマック女子高生メソッドなどに応用されている。
セールス用語では「マイフレンドジョンテクニック」とも呼ばれ、典型的な詐欺・デマ拡散の手法でもある。
自覚的に行う分には構わないのだが(通報するだけ)、自覚がないでこういう手法を使う人はものすごく胸糞悪い。
http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080316/1205641886
◆「マックの女子高生メソッド」他、発言の責任を架空の人物になすりつけるメソッドまとめ
http://blog.shojimiyata.com/joke/mac_jk.html
http://blog.livedoor.jp/manamerit/archives/65537617.html
要するに、自分の言いたいことのコアの部分は他人に言わせ、
建前上は発言責任を回避した上で、好き勝手なことを言うという方法である。
いや、私はむしろあなた達の気持ちもわかるよ。でもこういう事言う人もいるんだよねー、という
「自戒を込めて」」などとセットで使われることが多い。
自分が批判されることを拒絶した上で、他人の言葉を使って誰かを批判する。
文章が丁寧で敬称を欠かさないようになる現象を指摘している。
他者を批判するときに、自分を取り繕おうとする人の精神って、想像するだけでものすごくグロい。
んで、今回の記事。
◆「批判する人」って、まじダサい。/「批判される人」になろう
http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20120306/1331042153
もうね、心底気持ち悪いです。
友人をダシにして心置きなく他人を批判する立場を確保したつもりだから、心置きなく他人を批判できる。
こういうのってさぞ気持ちいいんでしょうね。
増田で他人に対する批判記事をしょっちゅう書いてる卑しい私でも、こういうのを平気で出来てしまう神経にはさすがにこれはドン引きですわ。
この人にとって友達ってなんなんでしょうか?
重病で死にかけてる時に部員の聞き取り調査を押し付けることで効率的に情報収集させる便利なマネージャーですか。
それとも、何か不祥事があったら、私は関与していませんっていって屋上からダイブさせるアレですか?
誰に頼まれたわけでもないのに、自分がその話を記事にしている以上、それは自分の発言だろう。
ふたりきりの場で友達が自分にいった言葉が自分にとって納得いくものであれば、それは、自分の言葉として語るべきよね。
何それ? どういう神経してんの?
あんたがダサイとかいって批判してる奴らは、私を含めてたしかにクズだが、
むしろ、自分はなんかそういうのを批判する資格があるエライ人だと思ってるでしょ?
そのくせ、自分の責任で言葉を紡がない。決定的なところは、他人に委ねてる。
本当は、自分の言ってることが、どういう意味を持ってるかよくわかってる。
わかってて、そこから目を逸らしてる。いや、積極的に言い訳を用意までしてる。
うわあ、すごいなぁ。底辺の私から見ても尊敬に値するくらいとびっきりに気持ち悪いわ。
よく見たら、その前の記事でもマクドの女子高生をスタバの女性マネージャーに変えただけの記事などがあり、ああそういうのが大好きな人なんだな、と。
要は勇気がないんでしょ?承認がほしいけどマック女子高生メソッド使わないと語れないっていうなら、増田かツイッターでやれよ。
この点、ハックルさんは実に偉いと思う
この人は言ってることはアレだが、自分の発言責任から逃げないところだけは立派な人だと尊敬してる(代わりによく記憶喪失にはなるようだが)
http://anond.hatelabo.jp/20110319224832
13年前は、上の3つの記事のように、
自分の語りたいことを、他人の言葉を借りて、くどくどと述べた挙句
自分の責任を回避するような姑息な精神の持ち主だったようだが、
社会の荒波に揉まれたせいか、彼はいつでも堂々とブーメランを投げて、自らを傷つけて悦ぶ立派などMに成長されました。
その過程で毛髪は犠牲になったようだが、どんな厳しい修練を自分に課してきたかを考えると涙を禁じ得ない。
以下追記&蛇足。まとめてません。感情のままに書きチラシてて言葉も汚いので特に読む必要は無いです。
もう一つ大事な点がある。今こそ炎上や罵倒などと区別された「批判」の機能は大事になってきているということだ。
批判って言葉が気に入らないんら検証でもいい。にも関わらず、現状を考えると、批判・検証機能は深刻に弱体化している。
「ゲーセン女子」やら「人種差別に関するほにゃらら航空」から何でもそうなんだけれど、
twitterとかfacebook全盛の今、この手の「他人から聞いた良い話」ってのはネットでは下手な炎上マーケティングなど勝負にならないほど効果があるのだ。
私はこの手の「手法」がバランスブレーカーと読んでもいいくらい強力であることを自分自身使ってみたことがあるから知っている。
今となっては恥でしかないけれど、増田の記事で最高で1000ブクマ越えを数回達成して喜んでいた時期が僕にもありましたよ?
でも、自分自身がそういう「チート」で人の注目を集めて悦に浸っていた経験があるからこそ断言するが、
はてブやPV集めという意味で言うと、他人への批判や炎上狙いより、良い話をでっち上げる方がよほどずるい手段であるといえる。
このように、デマがはびこりやすい状況にもかかわらず、批判機能は衰え、
上の記事のようにさらにそれを否定するような記事を堂々と書く人が出て、またそれが伸びる。
これはみなとっくにぬるい批判には飽きている、という話ではない。もっと深刻だ。
批判による消耗戦に耐える余裕が無い人が多くなってきているのだ。
だから今は「良い話」や「格好良い話」に簡単に飛びつきやすいのだ。
中身をチェックすることなく、堂々と、格好良いこと言ってる人を無条件に指示してしまいがちだ。
リーマンショック時直後に、マネジメントブームが広まった時から、そういう流れが続いてる。
ここ2009年あたりから、1日あたりの話題の多様性が極端に減っており、
ホッテントリする話題や、ホッテントリするブログが減り、ネタのかぶりも増えてきていた。すでに兆候はできていた。
それが地震によって壊滅的になりなんにも考えられなくなっている。
東電や不良公務員・ワタミなどという「絶対的な悪者」を執拗に叩くか、
どんな小さな良い話でも涙を流しながら飛びつくという、極端な二極化が続いているのだ。「絆萌え」とか悪夢にしか思えない。
こういう話ばかりが蔓延すると、ネットの言論空間は「中身がない&信頼性がない」=「使えない」場になる。
そういうのがやりたいなら、自分でプチSNSでも作ってゲーテッドコミュニティ内でキャッキャウフフすればいい。
最近ははてブを根こそぎ非表示にする機能もついたし、「道徳」で対応する必要はない。
そんなことを一番重要だと思って「使える」ネットを否定する奴は、ネットを使わなければいい。
それこそ、あなたがいう「ネットの外の現実のお友達」と話していればいいのだ。
わざわざ友だちの話をネットにさらすような記事を書いて「批判はダサイ」とかどういうことだよオイ。
その頃に橋下徹が出現していたなら、応援していたと思う。
正直言うと「要は、勇気がないんでしょ?」はタイミング的に結構大事な記事だったと思っている。
この記事が、当時の格差や貧困という問題に対して「マッチョウィンプ論争」の引き金を担ったということを考えても
書き方はともかくとして、言うべき時に、言うべきことを言った、と評価できる。
手法についても本人が自覚的でなかっただけで、その後記事の弊害を理解したのか、
滅茶苦茶手間隙かけて、いろんな批判に応答しようとしてた記憶がある。
単体の記事としてみるとクソだと思ったけれど、記事の書き手はそれほど嫌いにならなかった。
今回の「批判なんてダサイ」の記事は現時点ではゴミだが、このあとどう対応するか楽しみだ。
今批判機能が弱体化して、むしろ今こそちゃんとした批判を見直すべき、というタイミングでこのような記事を書くのは
「負け犬を見限って勝ち馬に付きたい」という卑しい根性のように現時点では判断される。
もしそういう思惑なしに本当に今頃になってそんな事に気づいたのか、という感性の鈍さを誇っているようなものだ。
そもそもあなた学会の発表とかやったことないの? やったうえでこんなことを書いてるの?
ちゃんとした批判を受けたいなら、私ごときでもこんだけ簡単に突っ込める穴だらけの卑怯で主観だらけの間抜けな記事を書くなよ。
批判してくる奴は、一対一なら絶対にたたきつぶしてやるぜ、みたいな気概がない。
「正論を言えば、相手が自分に従うだろう」と思っているかのような、狩りを楽しむ貴族のような隙だらけのイメージなのである。
批判を想定せずに書くとこういうマヌケでずるい記事が出てくるという一点を持ってしても、批判はダサイどころか必要だと断言できる。
自分は気軽に書きますが、他の人が気軽になにかをいうのは許しませんってそんあ俺ルールをどや顔で語るな。
ネットの「お手軽さ」を批判するなら、せめて自分くらいは隙のない記事を書こうと努力しろよ。
自分は怠けて一定の品質に満たない製品を世に送り出しておいて、
「クレームは受け付けません」ならともかく、「クレームなんてダサイよね」「批判される俺格好いい」ってバカなの?
http://d.hatena.ne.jp/RAINIER/20120307/1331108245
この記事は批判したら負けかなーと思います。
自分にとって下らないと感じたり、大したもので無ければスルーすればいいだけの話です。
それが妥当かどうか考えるのは個人の自由だし、批判するのも個人の自由です。
ちきりんから、情報提供の部分をのぞいたらこんな感じになります。
風雲たけし城のエンディングだけをニコニコ動画で流すようなものです。
実を言うと「ダサイ」の記事は単体ではそれほど大したことはない。しかしこの手のふざけた反応をする奴がいるから、上の記事をちゃんと叩かないといけなくなるわけです。
この手の、何も考えてない、批判する勇気もスキルも情熱もない奴が
おちゃらけた気分で傍観者気取りを許されるってことが、一番タチが悪いのです。
Rootport氏の記事はたたき台として役に立ちますが、この記事は全く意味がないどころか有害だと思います。
わざわざこの話題に反応するためだけにブログを作ったみたいですが、批判派のアシストとしか思えない。ごっつぁんです。
いや・・・RPMさんともあろうものが素のツッコミってどういうことなの?だれがどうみても「古き懐かしきはてな芸」でしょうや。
あえてマック女子高生メソッドじゃなくて、要は勇気が・・・をタイトルに取り出したのは何のためだと思ってるんですかーヤダー!
「久々にワロタ こういうモヒカンが沢山いたのが昔のはてななんだよな 今の新参は昔のはてなを知らないから困る」的なツッコミが欲しかった。
なんつーか、同窓会で「ほら昔こんなことあったよな、懐かしいよなー」とテンション高く話を振ってみたら
「・・・え、お前何いってんの?しらねーよそんなの」と返されたような物悲しさを感じてしまったじゃないか。心からの謝罪を要求する
追記3 :やっぱりfujiponが反応。反応内容も大体予想通り。
もしドラの時同様立ち読みで済ませようと思ったけど 異常に読みにくいのでやむを得ず購入して自宅で読むことに。 作品の舞台は高校野球。プロ選手を目指していた教師が監督として...
「要は、勇気がないんでしょ?」メソッドとは別名マック女子高生メソッドのことである。 ◆要は、勇気がないんでしょ? http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080316/1205641886 ◆マック女子高生メソ...
ああ、昔いたね、はてなに。 痛いキャラだったが、どっか行ったのか。
「要は勇気が自己責任!」 なつかしいなw
主旨と全然関係ないんだけど、 元記事のトラバ一覧にこの増田の記事が表示されてた。 これまで、 増田からのトラバは元記事のトラバ一覧に表示されない仕様だった気がするんだけ...
http://anond.hatelabo.jp/20120307145135 の続き。 今回の「批判なんてダサイ」の記事は現時点ではゴミだが、このあとどう対応するか楽しみ と書いたが、予想の斜め上行ったー!!次の記事コ...
他人の文章に勝手に期待して、勝手に失望する、そのテンションの高さが羨ましい。
http://anond.hatelabo.jp/20120308091811 ホントそのとおりですね。 昨日の私はバカだ。ホントバカだ。 くそうwww ・・・でも、こういうのってやってる時はアドレナリンドバドバでて楽しい...
http://anond.hatelabo.jp/20120307145135 はてな民ってめんどくさいな
これっていつものアレ。 差別とかつらい境遇を頑張った人をだしに差別を追認するってやつ。 ブクマみても何を批判されているのかすら理解していないと思わしきコメントの数々w
http://anond.hatelabo.jp/20120308182915 ごめん何言ってるのかよくわかんない。 もうちょっとわかりやすく説明してもらえないかな? これって差別の話なの? なんかこじらせちゃった人だな、...
Rootport氏の「批判はダセェ」などの記事一群を読んであまりの気持ち悪さに即時にSAN値がゼロになった 実を言うと「批判はダセェ」はギリギリ許容範囲内だったから、狂人ぶってはいる...
これはひどい ・もしドラ作者「エースの系譜」あとがき全文 http://anond.hatelabo.jp/20110812203413 ・もしドラ作者「もしドラ」コミック版あとがき全文 http://anond.hatelabo.jp/20110810122334 ・エース...
・もしドラ作者「もしドラ」書店員とのやりとり全文 http://anond.hatelabo.jp/20110813113947 ・もしドラ作者「エースの系譜」あとがき全文 http://anond.hatelabo.jp/20110812203413 ・もしドラ作者「もしド...
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20120216/1329397597 これからは、「仕事を提供できる人が求められる時代」が来ると思う。 「仕事を提供できる人」とは、必ずしも人材派遣会社ということではなく...