全国競技かるた桑名大会(中日新聞社後援)が11日、桑名市体育館で始まった。初日は、初段以上のC級など6部門があり、東海4県や福井県、千葉県、大阪府などから200人が参加した。
全日本かるた協会が各地で年間50回ほど催す全国大会の一つで、戦前から続く伝統の大会。実力や年齢で8部門に分かれ、トーナメントで優勝を競う。百人一首を題材にした漫画の影響で、参加者は増えているという。
会場は張り詰めた空気に包まれ、上の句が詠み上げられた瞬間に、素早く札をたたく音が響いていた。
2日目の18日は、4段以上が対象のA級と2段以上のB級がある。
(生田貴士)
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