03/11 12:27 更新
大野城市ではタオルを使って避難したことを周囲に知らせる訓練が行われました。大野城市で行われた訓練はゲリラ豪雨による土砂災害と震度6弱の地震が同時に発生したという想定で行われました。住民は、避難したことを周囲に伝えるために自宅の玄関にタオルを挟んで避難所に向かいます。東日本大震災では岩手県の被災者が「安否札」と呼ばれる札に避難先を書いて玄関につるし、札で安否を知った家族が、いち早く高台に逃げたため、津波の被害から免れる事が出来たということです。このため大野城市では安否札を効果的なものと考えていて、今後、避難対策の一つとして取り入れる方針です。