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政治
【岡田浩明の永田町便り】民主党政権の「粗悪さ」露呈 震災から丸1年
宮城県気仙沼市などを地盤とする自民党の小野寺五典氏(宮城6区選出)も「復興交付金は本来、被災自治体の使い勝手のいいようにし、国が『査定』しないはずだったのに、おかしい」と問題提起し、こう続ける。
「地元自治体からよく言われる。『役場の外をみればガレキの山、役場の中は書類の山だ』と。実は、交付金になってかつての補助事業の関係書類が3倍にも膨れた。ヒアリングもたびたびで、被災住民に向き合う時間がない」
「被災地の心に寄り添った復興」。野田佳彦首相の言葉はその通りだが、実態が伴っていない。民主党政権が誕生して首相は3人も代ったものの、民主党政権の「無責任」「稚拙さ」「言葉の軽さ」は変わらない。そもそも「今の政治は目的とプロセスをはき違えている」(自民党派閥領袖)との指摘通り、まさに民主党は「政権交代」が目的だったのだろう。
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