産経新聞の記者が横浜駅前の路上で正当な理由がないのに折りたたみナイフを所持していたとして、銃刀法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは産経新聞東京本社運動部の記者で、横浜市青葉区の本間普喜容疑者(48)です。警察によりますと、本間記者は10日夜10時ごろ、横浜駅前の路上で、正当な理由がないのに刃の長さがおよそ8センチの折りたたみナイフを所持していたとして銃刀法違反の疑いがもたれています。本間記者は通りがかりの男性と口論になり、刃をたたんだ状態の折りたたみナイフをかばんから取り出したところを、男性に取り上げられ、その後、かけつけた警察官に逮捕されたということです。調べに対して「仕事を終えて酒を飲み帰宅する途中だった。ナイフを持っていた理由は言いたくない」などと供述しているということで警察は詳しい状況やナイフを持っていた動機などを調べています。産経新聞社広報部は「社員が逮捕されたことは遺憾です。事実関係を確認の上、適切に対処いたします」とコメントしています。