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最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
勿体ない,
By GANTZ "GANTZ" (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 戦国ゾンビ-百鬼の乱 1 (バーズコミックス) (コミック)
戦国時代と、ゾンビとの死闘を描いた作品。時代背景を考慮し、史実のキャラクターなどに中々ユニークなアレンジが加えられています。 アイディアはなかなか面白いと思うのですが…。 ゾンビとの戦う場面が、背景から人物が浮いている絵ばかりです。 よく迫力ある場面で使われる飛び出し表現方法なのですが、 殆どの戦闘場面でその表現方法ばかり使われているので、 キャラクターがどのような地形や状況で戦っているのかが伝わってきません。 何となく勢いだけは伝わってきますが。 こういうサバイバルなバトルは、いかにシチュエーションを読者に伝え、危機感を煽り、 引き込んでいくかが重要だと思います。 とりあえず1巻での展開は、ゾンビに襲われて、撃退の繰り返しです。 次巻からの展開もあるのかもしれませんが、読む気は起きませんでした。
5つ星のうち 3.0
今後、何をメインを持ってくるか,
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レビュー対象商品: 戦国ゾンビ-百鬼の乱 1 (バーズコミックス) (コミック)
<一巻のみの評価>史実とファンタジーを組み合わせるという点ではよくある作品だが、「戦国時代」に「ゾンビ」を組み入れるという発想は、今までありそうで無かったかも。その着眼点は評価。 ただ今までの所、この作品において作者さんは、「歴史のif」を描きたいのか、戦闘の達人集団・赤葬兵の「アクション」を見せたいのか、ゾンビに襲われるホラー的な「恐怖感」を描きたいのか、その比重をどうするかがはっきりしないため、読んでいて焦点が定まらない印象を受ける。 そもそもゾンビものは「日常の崩壊」という部分が肝であり、普通は舞台が現代だからこそ、その見慣れた平穏な日常の世界が崩壊していく終末観が映えるのだが、今作のように死体がゴロゴロしている「非日常」が当たり前の戦国時代が舞台だと、その辺のインパクトがどうしても薄れてしまうのが難(さらにそこに加え「逃亡中」という非常事態から始まるので、余計にゾンビの売りである「非日常性」が希釈されている)。 また、ストーリー展開や演出にも工夫が足らず、「ゾンビに襲われる」→「辛うじて逃げ延びる」→「またゾンビに襲われる」、という展開が、この一巻にして早くもパターン化しているので、読んでいて飽きる。 赤葬兵も「達人集団」という割には、その強さが伝わって来ない。今の所たいした殺陣シーンは無く、あまり現実離れした必殺技や奥義の類も出てこない。ただそのせいで、やけにゾンビに悪戦苦闘するシーンが多いので、必殺技でゾンビを蹴散らすような少年漫画的なカタルシスは無い。ゾンビ無双をやれとは言わないが、アクション演出はもう少し派手にして、緊張とストレス発散のメリハリをつけて欲しかった。 あと個人的に気になったのは絵柄。ちょっとタッチが雑で、基本的なデッサン力を始めとする技術面も未熟なので、全体的に見辛い絵柄で、何がどうなっているのか分かりにくい場面が多かった。 今後の展開において、何処に焦点を絞るかで作品の方向性やリアリティなども変わっていくと思われるが、あれこれとつまみ食いをして中途半端な結果になるのだけは勘弁。
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