WindowsXP | |||||||||||||||
疑問 | WindowsXPのライセンス認証(アクチベーション)は回避可能なのだろうか? corpfilesを使用する方法! |
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調査 | WindowsXPにはライセンス認証(アクチベーション)があり自作パソコンユーザーには何かと不便なのでライセンス認証の回避方法を調査します。(^^;;; WindowsXPの英語版が発売される直前、海外で XP_RTM_OEM_DELL_PRO.ISO usa_2600__x86.pro_no_activation.iso と言うファイルのWindowsXPが流出しました。 このうちusa_2600__x86.pro_no_activation.isoが企業向けのライセンス認証(アクチベーション)の必要のないWindowsXP Professionalです。 上記流出と同時にusa_2600__x86.pro_no_activation.isoとライセンス認証(アクチベーション)の必要なWindowsXP Professionalの差分ファイルも流出しました。これがcorpfilesと言われているやつです。 中身はこんな感じです。 インストールが完了しました。 おっ!”c:\windows\system32\oobe\msoobe /a”を実行しても認証済みってでます。(^^) 次に本当にcorpfilesの全てが必要なのかcorpfilesから一つずつ削除してからWindowsXP Professional英語版に上書きしてWindowsXPをインストールしてみます。 最初は関係なさそうなWIN9XUPGフォルダとEULA.TXTとSETUPREG.HIVを削除してインストールです。 これは問題なくライセンス認証が回避できました。 後は、順番にやって行きますが結果としては、他のファイルは全て必要でした。(^^;; <補足1> 今度はWindowsXP Professional日本語版にcorpfilesを上書きしてインストールしてみます。 ただし、上記の結果より DPCDLL.DL_ NT5INF.CA_ OEMBIOS.BI_ OEMBIOS.CA_ OEMBIOS.DA_ OEMBIOS.SI_ PIDGEN.DLL SETUPP.INI のみの上書きです。 結果は、見事にライセンス認証を回避することができました! ただし、C:\windows\setuperr.logに”バージョンが違う”ってエラーがでてますね。まあ、使う分には関係ないのでいいかな。(^^) <補足2> 今度はWindowsXP HomeEdition日本語版にcorpfilesを上書きしてインストールしてみます。 まずは、上記同様に DPCDLL.DL_ NT5INF.CA_ OEMBIOS.BI_ OEMBIOS.CA_ OEMBIOS.DA_ OEMBIOS.SI_ PIDGEN.DLL SETUPP.INI のみの上書きです。 あっ! インストールは無事終了しましたが、ログインするところでプロダクトキーが違うってエラーがでてしまいました! しょうがないので、今度はcorpfilesの全てを上書きしてインストールしてみます。 えっ!? インストール時にProfessionalと言う文字がある・・・・・ インストール完了! げっ、起動時の旗の画面がProfessionalになってる・・・。 どうやら、見かけ上、Professionalになった模様です。 機能は???ですね。 でも、ライセンス認証は回避することができました! <補足3> WindowsXP Professionalのインストール後のライセンス認証の回避方法 上記より認証回避するのに DPCDLL.DL_ NT5INF.CA_ OEMBIOS.BI_ OEMBIOS.CA_ OEMBIOS.DA_ OEMBIOS.SI_ PIDGEN.DLL SETUPP.INI が必要なことがわかったのでインストール後の上記ファイルを探してみます。 (上記ファイルはCAB形式の圧縮ファイルなので拡張子の”_”は無視(^^)) 見つかったファイルはDPCDLL.DLL, OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG, PIDGEN.DLL で、他のはないですね。 では、実際に認証の必要なWindowsXP Professionalをインストールしてから上記ファイルを上書きしてみます。 WindowsXPにはファイルの復元機能があり重要なファイルは削除してもすぐに復元されてしまいますのでセーフモードで立ち上げて上書きします。 では、再起動! げっ!ログイン画面でプロダクトキーが違うって怒られます!(ログインできません) これは、インストール時に使用したプロダクトキーも書き換えないと駄目だってことですね。 レジストリを見ましたが、Windows2000などでプロダクトキーが書いてある”HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion”にはないです。 ただ、”DigitalProductId”ってのが怪しい!(わからない様に暗号化したのかな?) と言うことで、今度はcorpfilesを使ってインストールしたときのレジストリを保存しておいて、これを使ってレジストリも変更してみます。 再度、普通のWindowsXP Professionalをインストールしてから上記ファイルをセーフモードで上書きして、レジストリも変更します。 では、再起動! おっ!今度はエラーもなく立ち上がりました。(^^) ライセンス認証も回避することができました! <まとめ>
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