(cache) SEIKYO online (聖教新聞社):誓願の3・16から栄光の5・3へ 新時代第56回本部幹部会 池田大作名誉会長がメッセージ

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誓願の3・16から栄光の5・3へ 新時代第56回本部幹部会 池田大作名誉会長がメッセージ

もっと前へ! もっと成長!――アフリカの友が力強く声を上げる。ヨーロッパからも、北中南米からも、アジアやオセアニアからも、友は集い来た。「センセイと共に!」「同志と共に!」――求道の息吹みなぎる幹部会。東日本大震災から1年。深い悲しみや苦しみにも「負けない心」で、新たな一歩を踏み出す東北の友も。不屈の魂の光があふれる(東京戸田記念講堂で)

歌声に希望を乗せて! 宮城・青葉少年少女合唱団が東北の歌「青葉の誓い」を元気いっぱいに合唱(仙台市の若林平和会館で)

 さあ誓願の「3・16」から栄光輝く「5・3」へ前進!――「青年勝利の春」「華陽爛漫の春」の開幕を告げる「新時代第56回本部幹部会」が3日、「全国壮年部幹部会」「全国青年部幹部会」の意義を込め、巣鴨の東京戸田記念講堂で開催された。これには原田会長、正木理事長、杉本婦人部長をはじめ全国の代表が60カ国・地域、250人のSGI(創価学会インタナショナル)の友と出席。東日本大震災から1年を迎える中、〝福光の春〟を開く東北の同志の代表も参加した。池田名誉会長は記念のメッセージ(3面)を贈り、「励ましの拡大」こそが広宣流布であり、「立正安国」の理想を実現する道であると強調。幸福と平和の社会を勝ち開く、希望の対話を広げようと呼びかけた。(2・3面に関連記事。全国中継は8日から11日〈中継の会館と時間は各県・区で決定〉)

                     ◆

 「春を告げよう!」 「新生の春を告げよう!」  凜とした声が講堂に響く。読み上げられる『新・人間革命』「福光」の章。胸にこだまする一節一節に奮闘の日々が思い返される。 「君よ! 『悲哀』を『勇気』に変えるのだ。『宿命』を『使命』に転ずるのだ」  東日本大震災から1年。眼前の苦難から目を背けることなく、友は一歩また一歩と復興の歩みを続けてきた。 「『みちのく』に春を告げる新生の太陽となって躍り出るのだ!」  朗読に続いて、東北各地で希望の絆を広げる友の姿がスクリーンに映し出された。 宮城の青年が叫ぶ。「がんばろう!」 岩手の同志が声を合わせる。「がんばっぺし!」 福島の友が誓う。「負げでたまっか!」

 試練の冬に勇敢に立ち向かうメンバーの笑顔に、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。

 ここで、東京戸田記念講堂と仙台市の東北国際女性会館が同時中継で結ばれた。そこに登場したのは宮城の少年部・及川大喜君(小学校5年)。作文コンクール(小学生文化新聞主催)で最優秀賞となった作品「負けない心」を読み上げる。津波で祖父を亡くしひとたびは悲しみに沈んだ。しかし、祖父の形見となった腕時計が震災後も時を刻み続けるのを見て、〝前へ進むこと、一日一日を精いっぱいやりきることが、祖父に応えること〟だと決めた。僕は負けない心で進む!――後継の若き友の誓いに温かな拍手が広がった。

 東北の歌「青葉の誓い」を参加者全員で高らかに。会場のスクリーンには、同じく「青葉の誓い」を歌い上げる宮城・岩手・福島の同志が次々に映し出されていく。その姿をじっと見つめる友がいた。会場前方に座っていたSGIメンバーだ。震災直後から日本の同志の無事と再起を願い、来る日も来る日も題目を送り続けてきた。

 シンガポール創価学会(SSA)女子部長の呂さんは、震災の被害の大きさを知り、会館に急いだ。会場は真剣な祈りをささげるメンバーの姿であふれていた。広間に入れず、会場の後方で立って唱題した。SSAでは震災直後から、連日、勤行会を開き、日本の同志のために祈り続けてきた。 「どんな困難にも屈することなく、日本の宿命転換を担い立つ東北の皆さまの勝利を心から祈っています」 同国の総検察署で副処長として広報活動に携わる呂さん。家庭不和や母親の病気に悩む中、19歳で信心に目覚め、これまで10人に弘教を達成。その中には、今の白蓮グループ委員長もいる。現在も友人に勤行指導の真っ最中だ。そんな呂さんが肌身離さず持ち歩くもの――。それは、「富士のごとく 悠然と 桜のごとく 勝利万歳を」と記された1枚の紙である。 「センセイのこの詩を、被災された皆さまと分かち合いたいです。そして、共に世界の安穏のために歩んでいく決心です!」

 先月、アフリカ・ガーナの副婦人部長に就任したクァダ・マーシー・ヤワさん。震災当日から、各種メディアを通じて知る日本の友の苦境に心を痛め、ただただ祈りを重ねた。ヤワさんが仏法に出合ったのは29歳の時。先に信心を始めた兄がみるみる成長する姿に引きつけられた。飢餓や貧困に直面する人々にとって、何の活力も生み出さない既存の宗教へのあきらめも感じていた。〝自らの意志で人生を切り開く〟生き方に触れ入会を決意。会社経営のかたわら、社会貢献にも積極的に携わり、母国の平和と幸福のために情熱を注ぐ。会合に誘った友人からは異口同音に「ありがとう! 素晴らしい哲学を知ることができた!」と。ヤワさんを信頼して入会した友は数え切れない。〝一番、苦労した友が一番、幸福になる〟 宿命を使命に転じる日蓮仏法の希望の哲学を抱きしめ、平和社会の建設に挑戦する。

 幹部会では、世界の壮年部を代表してタイのポーンチャイ・ウォンチャルンチャイ壮年部長が、洪水や新型インフルエンザや政治情勢の混乱などを越え、婦人部の温かい応援も得て、黄金柱の壮年のスクラムが飛躍的に拡大した軌跡を伝えた。芸術部の久本雅美女性部長は、同部が3月8日に結成50周年を迎えることに触れ、師の限りない励ましに、わが使命の舞台で自分らしく輝こうと心を決めた原点を述懐。人のため、社会のために一生懸命に戦う同志と共に前進することを自分のエネルギーにして、多くの人に希望と元気を贈りたいと語った。

 棚野青年部長は、「2月闘争」60周年に男女青年部が破竹の勢いで弘教の金字塔を打ち立てたと力説。原田会長は、東日本大震災から間もなく1年、信心根本に力強く立ち上がる東北の方々の姿に、全国、全世界の人々が、どれほど勇気づけられているか。「広宣流布の総仕上げは東北健児の手で」――この師の期待に応える時が今であると信じると述べた。また、「大願とは法華弘通なり」(御書736㌻)との御聖訓を拝し、広宣流布の決意を固める「3・16」から、燃えさかる折伏精神で、友好を勢いよく広げたいと述べた。最後に「新時代第26回本部幹部会」(2009年2月)での池田名誉会長のスピーチが上映された。

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