2011-08-24
■2011年08月24日のツイート 
■[Misc]本日故あって自宅研究員。 
といっても自宅を研究しているわけではない。自宅で研究しているのである。処格依主釈(locative tatpuruṣa)というやつである。いわゆる自宅警備員というやつは、自宅を警備しているんだろうから、あれと今の自宅研究員とは複合語の構造が違うのだ。ちなみにサンスクリットの複合語のタイプとして他に、
なんて呼ばれるのがある。
もちろん、自宅を研究する自宅研究員がいても別によろしい。その時々にあった構造で理解すればよいのである。むしろそうでなくてはなるまい。というのは、我がセンセイ方からの受け売りである。
提出直前になって、といってもあと一週間あるが、不安になる箇所が出てきた。結論に影響は与えないと信じているが、一応用例の確認を取る。それで、パーリニカーヤの訳は研究室より自宅の方が充実しているので、そそくさ研究室から出てきた。まだ原典だけ見て「ふんふん」と用例を処理できる程の力がないのが恨めしい。まぁ、偶には自宅で研究するのも、気分が変わっていいかもしれない。
…といいながら、用例確認せずに早速ブログの更新に勤しんでいるんだからつまらん。
追記。自宅警備員も、「自宅で警備する者」と取れば、処格依主釈ででも取れると後から気付いた。なぜこうもどうでもいいこと程よく気がつくのが、誰か教えてください。
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