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2012年02月25日

【汚染がれき問題】岩手、宮城、福島、茨城の薪の灰から基準値8000ベクレル超の高濃度セシウム検出−最高24万ベクレル

 福島県や宮城県の民家で使われていた薪(まき)の灰から高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、環境省は24日、東北、関東8県の65カ所で調べた灰の調査結果を発表した。福島県南相馬市の民家で1キロあたり24万ベクレルを検出したのを始め、福島、宮城、岩手、茨城4県の合計13カ所で、通常のゴミと同じ方法で埋め立てられる国の基準(1キロあたり8千ベクレル以下)を超えた。

いずれも自宅周辺の森林から伐採した薪を使用

 調査は今月実施した。福島県では南相馬市のほか、川俣町で16万3千ベクレルを検出。いずれも自宅周辺の森林から伐採した薪を、風呂の湯を沸かすために使っていた。ほかに8千ベクレルを超えたのは、福島県で6カ所、岩手県で3カ所、宮城県で1カ所、茨城県で1カ所だった。同省は24日、薪ストーブなどを使う際には、できる限り市販されている薪を使うように求める通知を出した。

 各県の調査箇所数と薪の灰から検出された放射性セシウムの値は以下の通り。

岩手県15カ所(1キロあたり72ベクレル未満〜1万100ベクレル
宮城10カ所(161ベクレル〜1万4100ベクレル
福島11カ所(1360ベクレル〜24万ベクレル

茨城2カ所(7300ベクレル〜9500ベクレル
栃木6カ所(1160ベクレル〜4700ベクレル
群馬13カ所(560ベクレル〜8千ベクレル
埼玉3カ所(520ベクレル〜1310ベクレル)
千葉5カ所(650ベクレル〜2120ベクレル)

http://www.asahi.com/national/update/0224/TKY201202240520.html
posted by Radioactive at 00:00| Comment(0) | セシウム汚染瓦礫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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