PiTaPaの話のまとめ。
要するにPiTaPaの言っていることは「社会通念上問題のある方法で情報が取得されたり目的外利用され、その結果不正に登録が可能だとしてもシステムの問題ではない」ということです。通常考えられる不正には対策していると言いますが、システムを利用を認められたものが正規の方法で使う事以外はすべて「社会通念上問題がある」と言えるのですから、不正行為の一切が「システムの問題ではない」事になるでしょう。
つまるところこれはサイバーノーガード戦法そのものです。
よそで現に問題が起きているのに対策する気はないと言うのもサイバーノーガードが基本にあるからでしょう。
不正登録についてはある程度自衛できるのですが、セキュリティホールがらみ、例えばSQLインジェクションがあってデータをごっそり抜かれました、とかいうのは自衛しようがないので困ったものです。もちろん、こういうことがあっても「社会通念上問題のある行為なのでシステムの問題ではない」と言うでしょう。
まぁ私はもうやめることにしたのでいいです。実は今日の電話の中で、「このような事をを聞くのは何か目的があるのですか」などと言われてしまいました。利用者が自分の情報を心配するのは当然だと思うのですが、PiTaPaとしてはこういうことを言ってくるのは「何か意図があるからだ」としか思えないようです。そういう会社が利用者の保護を真剣に考えるとは思えませんし、事実サイバーノーガード宣言をしています。PiTaPaは他のカードに比べて漏れる情報も多いですし、ポストペイなので金銭的にも「最悪チャージした分がパー」では済みません。不思議なことに京阪がPiTaPa定期に乗っからずにJRと組んでICOCA定期にしたのでPiTaPaなくなってもそんな困らないのです、というわけでさようならPiTaPa。感謝はしません。