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K1元王者ブアカーオが失踪

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タイ国内で行方不明になっていると報じられたブアカーオ・ポー・プラムック
タイ国内で行方不明になっていると報じられたブアカーオ・ポー・プラムック

 K-1 WORLD MAXで2度の優勝を誇るムエタイ選手のブアカーオ・ポー・プラムック(29)が、出身地のタイ国内で行方不明になっていると、10日までに地元の複数のメディアが報じた。日刊紙バンコクポストによると、同選手は今月5日に合宿先から突然姿を消し、消息がつかめていないという。

 現地報道で、マネジャーのプラムック氏は「彼は大金を稼いでいるので、金銭トラブルではない。女性関係かもしれない」と話している。タイのインラック首相とともに来日する予定が急きょ中止となり、来週、フランスなどで行われるエキシビションマッチもキャンセルされた。

 ただ、ブアカーオと交流がある日本のキックボクシング関係者は、既に本人の無事が確認されており、事件性はないとしている。所属ジムとの関係など諸事情により身を隠している可能性もあるなど現在、情報が錯綜(さくそう)中。K-1で名勝負を演じたスター選手だけに、今後の動向が注目される。

 ◆ブアカーオ・ポー・プラムック 1982年5月8日、タイ生まれ。6歳からムエタイを始めた。首相撲からの膝蹴りが得意。04年にK1 WORLD MAXに初出場し、決勝で魔裟斗を下して初優勝。05年は決勝でサワーに敗れて準優勝も、06年決勝でサワーにリベンジして王座に返り咲く。2度の優勝はサワー、魔裟斗、ペトロシアンと並んで最多。10年にはシュートボクシング「S-cup」で優勝した。174センチ、70キロ。

 [2012年3月11日8時51分 紙面から]







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