蹴球探訪
岡山一成が語るACL必勝法(3月6日)
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】浦和 5年連続開幕0封負け2012年3月11日 紙面から ◇J1第1節 第1日 広島1−0浦和攻めても守っても、右往左往する浦和の姿が痛かった。結果は1点差。スコア上は惜敗だが、実情は攻守で圧倒された完敗劇。「前半は何もできずに疲れることもなかった。どこに動いていいのかも分からなかった」とはMF柏木の解説だ。史上初の5年連続開幕戦完封負け、敵地開幕戦は未勝利の2分け11敗。「鬼門」というデータ通りの黒星発進になってしまった。 3−6−1のシステム、攻守で布陣が変化する特異な戦術も同じで「目指すものも一緒」(DF槙野)という映し鏡のような「ミラーゲーム」。“本家”広島からペトロビッチ新監督を招いたが、習熟度の違いは火を見るよりも明らか。FW田中、MF山田直、MF原口の前線3枚が放ったシュートはゼロで、原口は「完成度の違いを実感した」とうつむいた。 ビルドアップから敵陣でテンポアップするタイミングをつかめず、攻撃はノッキングの連続。決定機は、古巣のファンからブーイングを浴び続けた槙野のミドル弾とヘッドのわずか2度。後半4分に広島FW佐藤に先制を許すと、いまの浦和に押し返す力はなかった。 DF浜田は「勉強になった」、MF梅崎は「いいお手本」と広島から教訓を持ち帰った。これで勝てるようになれば、払った勉強代も高くはないのだが…。 (松岡祐司) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|