8日午前5時すぎ、愛知県の渥美半島沖の太平洋で、漁船とタンカーが衝突し、漁船の船長が行方が分からなくなりましたが、およそ1時間後に別の漁船に救助されました。
船長は病院で治療を受けていて、命に別状はないということです。
名古屋の第4管区海上保安本部によりますと、8日午前5時20分ごろ、愛知県の渥美半島の南およそ20キロ沖の太平洋で、愛知県蒲郡市の蒲郡漁協に所属する漁船「進栄丸」と韓国船籍のタンカーが衝突したと、漁船の船員から通報がありました。
漁船には3人が乗っていて、このうち船長の壁谷和幸さん(67)が海に投げ出され行方が分からなくなりましたが、およそ1時間後に近くで操業していた別の漁船に救助されました。
海上保安本部によりますと、壁谷さんは愛知県田原市内の病院に運ばれ、治療を受けていて、命に別状はないということです。
蒲郡漁協によりますと、漁船は、7日に蒲郡港を出港したあと、現場の海域で底引き網漁をしていたということです。
海上保安本部で衝突の原因を調べることにしています。
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