いつもデザインのインスピレーションとなっているアイコンやモノがあったら教えて。

ピム： 私はどんなことからでもインスピレーションを得ていると思います。最近起こったことや、昔の起こったことまで。それから、新しく目に飛び込んできたものにインスパイアされることもあります。たとえばアートだったり、旅行先の新しい場所だったり。そしてときどき、ごく普通のことにインスパイアされて違った角度から再解釈することもあります。
マティナ：私はすべてのものからインスパイアされます。自分が何かを感じるたびに、あらゆるものから影響を受けます。音楽や映画や本も、とても重要なアイデア源です。それらはよく私に何かを発見させてくれたり、果てしなく続くたくさんのイマジネーションの始まりへ導いてくれたりしてくれています。

東京で注目しているモノやヒト、場所などはある？

ピム: 東京は来るたびにとっても楽しんでいます。だって毎回新しい何かを発見できるから。伝統的な文化と自然、近代的な技術や秩序、ユーモアのセンスなどがひとつの街にきれいにはまっているところが好きです。
マティナ: 東京は、夢じゃなくて現実にあるファンタジーな場所のように感じます。

今シーズン "The Attic of the Wide"という絵本からインスピレーションを受けていますが、その本はどういったお話なの？

ピム： この物語はすごくかわいいストーリーで、子供達に何かを失った時にどうやって対処したらいいかを教えてくれています。大好きだったのに失くしてしまった小さな宝物は、もう見ることさえできないかもしれない、でもきっとそれらは雲の上のどこか、風の屋根裏部屋にまだあるんだよ。ということを教えてくれるお話です。

今回のコレクションでは、クオリティの高いプリントがポイントとなっていますが、プリントで一番こだわった点を教えて。

ピム: 私のデザインするプリントのほとんどは会話的です。今回もプリントがこの物語について、たくさん教えてくれています。 コレクションをもっと楽しいものにしたいので、いつもプリントを一番最初にデザインするところから始めています。