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■もうすぐ夏WFの申し込み締め切りなんで、製作作業をほったらかして、
次回製作の当日版権アイテムを選定中。
たなかにとっては、これが一番楽しい工程。
アレも作りたい、コレはこういう要素も盛り込めるのでは?と、
脳内CADでアイテムを立体的にグルグル動かしながら、
構成とかも含めて考えていきます。
これに、版権が下りるかどうかとか、アイテムの人気やコストなんかを
考慮しつつ、候補を絞り込んでいきます。
■当日版権は、申請書類にスケールの他にサイズを記入しないといけないので、
ざっくりした寸法を出すため、選定作業と平行して資料集めを行います。
今だと、アイテム名で画像検索をかけるだけで、
寸法出しには十分な資料が集まります。
ていうか、便利だよねー画像検索。
ネットが広まるまでは、こんな便利なことはできなかったので、
昔、アマチュアだった頃はアナログな手法に頼ってたんですよー。
■まず始めにやったのは、雑誌やムックなどの設定資料を集めること。
新番組の特集とかで、作画用設定が載っているとベストなんですけど、
そうそう都合良くいくことは少なく…。
ほんの数カットのために、高価なムックを買ったこともありました。
で、TV画面を写真(時期的にフィルムカメラ)に撮る方法を試してみたんですが、
シャッタースピードとかの関係で、黒い帯が写ることがあるんです。
コンパクトカメラだと、そのあたりをいじれないし。
それを見越して、同じカットを何枚か撮るんですけど、プリント代がバカになりません。
次に、WFの売り上げをはたいて、当時新発売のビデオプリンター
(アナログビデオ入力)を買ってみました。
TV画面を直接プリントアウトできるというふれこみだったんですけど、
解像度が低すぎて、あまり役に立たなかったり。
模型のジャンルによっては、内容が確認できない洋書を、しこたま買い込んだりする
ケースもあり、これでもまだ安上がりな方なんですが。
■アナログな手法は手間とお金がかかるのに対し、
ネットは手軽で安価(というかタダ)なんだけど、
それで効率が上がったかどうかは疑問です。
資料は多いほど良いというものではなく、
相互矛盾が出てきて混乱する場合があるし、
本当に欲しい資料って、紙媒体にしかないことが多い。
それにー、画像検索のついでに、記事を読みふけってしまうワナもあるし!(´Д`)/
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