■ 貸金業法違反容疑で金融ブローカー逮捕
警視庁が逮捕状を取って行方を追っていた、金融会社の実質的経営者で大物金融ブローカーとして知られる男が韓国から到着し、無登録で7億円余りを貸し付けた疑いで、10日夜、逮捕されました。
韓国から羽田空港に到着し、貸金業法違反の疑いで逮捕されたのは、金融会社「神商」の実質的経営者、永本壹柱こと孫壹柱容疑者(62)です。 警視庁によりますと、孫容疑者は中堅ゼネコン「井上工業」をめぐる架空増資事件で、増資の引き受け先となった金融ブローカーなどに、2008年、無登録であわせて7億3000万円を融資した疑いが持たれています。孫容疑者は容疑を認めているということです。 「神商」は山口組系暴力団とつながりがあるとされ、警視庁は利益の一部が暴力団に流れていたとみて解明を急いでいます。(10日23:15)
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